Solaris の pargs や dem に該当する効果を Linux で得るには

Solaris には pargs や dem というコマンドがあり、pargs ではプロセスの実行コマンドや環境変数を知ることができ、dem はマングルされたC++ のシンボルを復号することができます。これを Vine Linux で実現する方法がないか、検索してみました。

Linux でプロセスの環境変数を知る手段としては、ps に e オプションを指定します。ただし、デフォルトでは、表示しきれないので ww オプションを同時に指定して出力幅の制限を解除します。

$ ps eww -p

参考: http://www.iselfschooling.com/board/index.php?topic=734.0

次にマングルされた C++ のシンボルを復号(デマングル)する方法ですが、c++filt というコマンドが使えるようです。また、オブジェクトファイルのシンボルをリストする nm コマンドの出力結果をデマングルしたい場合、そのものズバリの --demangle オプション(-C でもよい)が使えるようです。

参考: http://0xcc.net/blog/archives/000095.html

余談ですが、以上を調べた際に run-parts なんてコマンドがあることを知りました。指定ディレクトリ以下のスクリプトを順次実行するコマンドで /etc/crontab でも使われているようです。

参考: http://d.hatena.ne.jp/hogem/20090331/1238456018